こんにちは!
私自身ブログをやっていて、YouTubeにも挑戦しようと思っています。
でもブログやYouTubeって画像使用の著作権とか肖像権などの問題が面倒だったり、フリーの画像でしっくりくる画像が見つからなかったりと、画像探しで苦労することが多いです。
そこで思い立ったのが
YouTubeやブログでで使うイラストを自分で描けばいいんじゃん!
ということでした。
しかし絵が下手!
めっちゃ恥ずかしいですが、私が以前書いたルフィを見ていただけたら絵心のなさがお分かりいただけるかと思います。
下手なルフィがたくさんいてキモいですよね!
でも下手なら上手くなればいい!
プロ級じゃなくていいけど、普通に上手くなりたい!
そう思ってとりあえずイラスト系の本を探してみたところ、よー清水さんの『絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣』という本に出会いました。
いやいや、「絵がふつうに上手くなる」ってホントかよ!
そう思った私は、
「上のルフィを書いた人間がこの本を読んで、1か月間絵の練習をしたらどれくらい絵がうまくなるのか?」
を実際に自分で検証することにしました!
この記事はその検証結果になります!
買おうか迷ってる方はぜひ参考にしていただけたら幸いです!
『絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣』の内容・感想
この本は、
① 私のような初心者向けの第一部「絵を描き始めたい」
② この本の主題である上達法を説明している第二部「絵が上手くなりたい」
③ プロを目指す上級者向けの第三部「絵を仕事にしたい」
の3部構成になっており、初心者からプロを目指す上級者まで学べる内容になっています。
第1部「絵を描き始めたい」
第1部の「絵を描き始めたい」では、初心者向けに「グリッド模写のやり方」と「デジタルの色塗りのやり方」が紹介されています。
グリッド模写というのは、描きたい絵や写真をマス(グリッド)で区切り、正確に描き写す手法のことです。
グリッドを使うと画力のない人でも驚くほど上手に絵を描き写すことができるので、絵を描くのが楽しくなります!
初心者はまず、基本的な練習やデッサンなどの堅苦しい練習ではなく、グリッド模写をやってみて、絵を描く楽しさを感じることで、挫折をせずに絵を描き続けられるとのことです。
下の絵は私が第一章を読みながら初めてグリッド模写に挑戦し、「Clip Studio Paint(通称クリスタ)」というイラスト制作アプリで色を塗ったものになります。
絵が上手な方から見たら下手くそだと思われるかもしれませんが、模写とはいえ自分にこんな絵が描けるなんて思ってなかったので、本当に感動しました!
昔から絵心のなかった私でも、生まれて初めて絵を描く楽しさを感じることができました!
Twitterで「絵がふつうに上手くなる本」で検索すると、私と同じようにグリッド模写に挑戦されてる方がたくさんいて、みなさん私よりもはるかに上手に描かれています。
第2部「絵がうまくなるには」
第2部の「絵がうまくなるには」では、「上手い絵とはどのような絵なのか?」「絵がうまくなるにはどのような練習をすればいいのか?」といった本題に触れる内容になっています。
あらためて「上手い絵とは何か?」と言葉で説明しようとすると難しいですよね。
プロのイラストレーターである著者のよー清水さんは「上手い絵」とは「立体が表現できている絵」「伝えたいことが伝わる絵」「光を感じる絵」だと言われています。
「立体が表現できている絵」「伝えたいことが伝わる絵」「光を感じる絵」を描けるようになるための練習法や、コツ・考え方などが紹介されています。
私自身第一部のグリッド模写で味をしめて何枚か絵を描いてみましたが、「いい感じでできたぞ!」って思った絵を上手な人と比べると、立体感が全然違うということに気付かされました。
SNS等に絵をアップロードされてる方の絵とかを見ると、肌とかテッッカテカのプッッルプルに描けてる人とかしかいなくて「絵が上手いってこういうことか」と痛感させられます。
私は今のところ下の画像みたいな感じで、この本で紹介されている練習を毎日やってます。
「毎日描く」「資料をよく観察する」というのが上達するコツということなので、毎日コツコツ取り組んでみてます。
上の写真の 立体を描く練習ですが、はじめは描きうつすだけで精一杯だったのですが、だんだんと立体のイメージができるようになってきた気がします!
第三部「絵を仕事にしたい」
第三部「絵を仕事にしたい」は、初心者の私には遠い内容ですが、「イラストレーターにな前に考えたいこと」「フリーランスのイラストレーターとして生きる」といった考え方や立ち回り方などが紹介されています。
美大や専門学校への進学の必要性や、就職先の選び方、フリーランスとしての稼ぎ方からSNSでの立ち回りなど、イラストレーターを目指す道しるべのような内容になっています。
よー清水さんのプロイラストレーターとしてのマインドに触れられて、イラストレーターを目指す人でなくても大変興味深い内容でした!
興味がある方は、ぜひ読んでみてほしいです!
練習した結果
この本を手に取ってから今日まで約1か月間、毎日30分~2時間ほど絵を描いたり、立体を描いたりしていました。
もう一度お見せしますが、この本を読む前の私が描いたルフィがこちら。
お世辞にも上手いとは言えない絵ですが、このレベルからどれだけ上達することができるのでしょうか?
1か月で描いた4枚のイラストをお絵描き歴0日から時系列順で並べて見てみましょう!
(お絵描き歴0日)『絵がふつうに上手くなる本』を見て描いた初めてのグリッド模写
先ほどもご紹介させていただきましたが『絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣』を見ながら描いてみたはじめてのグリッド模写の絵です。
色は違いますが、本の表紙にも載っている女の子の絵です。
『Clip Studio Paint(クリスタ)』というイラスト制作用のスマホアプリを初めて使いました。
線画を紙に鉛筆で描き、塗りをクリスタで塗りました。
かかった時間は、線画30分、塗り2時間くらいでした。
昨日までの自分からは考えられない「それっぽい絵」が完成してかなり感動しました!
(お絵描き歴4日)ウマ娘のキャラクター「ヒシアマゾン」グリッド模写
こちらはグリッド模写を自分の好きなキャラクターで試してみました!
上の画像はアニメ・スマホゲームの『ウマ娘』に出てくるキャラクター、ヒシアマゾンを模写してみたものです。
模写をするのは2回目なので、初めてよりは結構よくなってるのではないでしょうか?
『絵がふつうに上手くなる本』の中で「絵がうまくならない人は時間をかけよう」と書かれていたので、自分なりに丁寧に時間をかけて仕上げました。
線画が2時間、塗りが5時間くらいかかりました。
ここで「時間をかけてよく観察し、何度も修正する」ことでイラストのクオリティが上がっていくということを実感し、なんかかなりレベルが上がったような気がしました。
好きなキャラクターを描いたということもあり、真剣に、かつ楽しく取り組めたと思います。
(お絵描き歴2週間)GANG PARADE ヤママチミキさんへのお誕生日ファンアート
『絵がふつうに上手くなる本』の中で上手い絵としている「伝えたいことが伝わる絵」を意識して、わかりやすく「この人のこういうところが好き」というものが伝わるようなファンアートを描いてみることにしました。
上の絵は、GANG PARADEというアイドルグループに所属する ヤママチミキさん のお誕生日(3月14日)にSNSでアップするために描いたものになります。
今までは顔だけでしたが、今回は初めて全身に挑戦ということで、難易度がかなり上がりました(笑)
線画が3時間、塗りが9時間くらいと、当然時間もかかりました。
「SNSにアップロードして人に見てもらう」という目的で描いたので、簡単な背景とメッセージをつけてなんとか完成した感を出せたんじゃないかと思います。
しかしよくよく見てみると、座っている状態の人間を上からのアングル(フカン)で描いたので、腕の部分とかに立体感を出すのが難しく、手の短い人間みたいになってしまいました。
立体をとらえる練習、人体の描き方をもっと勉強する必要があると感じました。
(お絵描き歴1か月)ASPのナ前ナ以さんのファンアート
ファンアートを描く楽しさを覚え、今度は先ほどのヤママチさんと同じ音楽事務所に所属されているASPというアイドルグループのナ前ナ以さんのイラストに挑戦してみました!
今回は模写ではなく、ポーズや本人の写真などの資料を参考にしながらオリジナルの絵を描いてみました。
前回の失敗を踏まえ、人体の構造の勉強をしたり、光の当たり方を意識してからの挑戦です。
クールなカッコよさを表現するために全体的に表情や色を暗い感じにし、かわいさも表現するために等身を小さくデフォルメしてみました。
しかしデフォルメが大きく裏目に出て、髪のトゲトゲを伸ばし過ぎたり、等身を小さくし過ぎて子供っぽくなってしまい、本人からは程遠いもはや別人になってしまいました。
また、好きなイラストレーターさんの影響を受けて、首を長く描く癖がついてしまっているからか、首めっちゃ長いやんみたいな出来になりました。
1か月での成果はここまでですが、この絵はもうちょっと勉強してから問題点を修正しようと思います。
なにはともあれ、1か月を通してかなり上達できたのではないでしょうか!
上達したかしてないかというよりも、この1か月を通して「絵を描くことって楽しいんだ」ということを知ることができたのが一番の収穫でした!
この1か月のお絵描きの環境
上の絵は何を使って描いていたのか?
私のこの1か月のお絵描きの環境は下記の通りになります!
・線画 ⇒ スケッチブック、えんぴつ
・塗り ⇒ スマホアプリ『Clip Studio Paint(クリスタ)』
スケッチブックやえんぴつはその辺で安く買えますし、スマホ版『Clip Studio』は月額100円で使い放題なので、かなり安くお絵描きできました!
Clip Studioは機能がたくさんあってまだあまり使いこなせてませんが、「こんなことできるんだ!?」って初心者の私にはびっくりするくらい便利で、使いこなせるようになれば絶対効率も上がりますし、イラスト制作の幅も広がりそうだと思いました!
そしてまだ使い始めてませんが、完全にお絵描きにハマってしまったので『絵がふつうに上手くなる本』の書籍内で紹介されてる液晶タブレット(液タブ)買っちゃいました!
パソコン版のClip Studioも一括で5000円払えば永久に使える(月額プランは240円~)とのことで、一緒に導入しました!
これからお絵描きが楽しくなりそうです!
まとめ
よー清水さんの『絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣』を読んで、初心者は1か月でどのくらい上達するのかを検証してみました!
いかがでしたでしょうか?
我ながらですが結構上達できたのではないでしょうか?
ということで、検証結果は「結構上達する」という結果になりました!
この本の中で著者のよー清水さんも「たくさん描くこと」や「毎日描くこと」が大切だと言われているので、毎日少しずつ練習していこうと思います!
この本で紹介されている基本の練習だったり、好きなイラストを描いたりを毎日コツコツ実践してれば、今後もどんどん上手くなりそうな実感があります!
この本は絵を描く楽しさを教えてくれて、成長できる未来にわくわくできる素晴らしい本でしたね!
私のような初心者で「絵がふつうに上手くなりたい」という方には確実におススメできます!
また、3か月後とか1年後とかに経過をご報告できればと思います!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント